アセンブリ モデリングでは、パーツとサブアセンブリを組み合わせて、単一のユニットとして機能するアセンブリを作成できます。パーツとサブアセンブリは、アセンブリ関係によって互いに接続されます。関係は、コンポーネントの配置と自由度(DOF)をコントロールします。個々のパーツを編集することも、アセンブリ全体を編集することもできます。アセンブリ内で複数のパーツと関連し合うフィーチャのセットを定義することもできます。
アセンブリ形式のファイルを作成したり開いたりすると、アセンブリ環境になります。アセンブリ ツールとコマンドで、アセンブリを構成しているパーツとサブアセンブリ全体を操作できます。
パーツ形式のファイルを作成したり開いたりすると、パーツ モデリング環境になります。パーツ ツールとコマンドで、パーツを構成しているスケッチとフィーチャを操作できます。パーツをアセンブリに挿入および配置し、運動の自由度を定義します。
既存のパーツをアセンブリに挿入したり、スケッチ ツールやパーツ モデリング コマンドを使用して、アセンブリ コンテキスト内でパーツを作成できます。アセンブリ内で他のコンポーネントを表示したまま、アセンブリ コンテキスト内のパーツの作成や編集ができます。
アセンブリでは、サブアセンブリと呼ばれる新しいアセンブリを作成することができます。サブアセンブリは、複数のパーツをグループ化し、1 つのパーツとして機能するようにできます。たとえば、空気シリンダ アセンブリは他のアセンブリに挿入できるサブアセンブリです。サブアセンブリを使用してアセンブリを構築すると、設計変更の管理が容易になります。
モデルを完成させるために、アセンブリ フィーチャを適用できます。アセンブリ フィーチャはアセンブリ内にのみ存在し、複数のパーツに影響を与えることができます。アセンブリ フィーチャは、多くの場合、機械加工の後処理やドリル加工、ピンニングなどの特定の製造工程に使用します。