Eco Materials Adviser は、材料やプロセスの選択、および製品寿命時の選択に基づいてあらゆる環境影響評価の指標を計算します。その結果を用いて製品の影響度を査定し、代替候補を比較したり最適化することができます。このアドインはパーツ環境およびアセンブリ環境で利用することが可能で、Autodesk Inventor の起動時に自動的にロードされます。
材料やプロセスを選択すると、このアドインは次のような主要環境指標の推定値を計算します。
これらの環境指標は Eco Materials Adviser のダッシュボードに表示したり、PDF 形式の詳細なレポートとして印刷したり保存することができます。
このツールを正常に使用するには、Microsoft Internet Explorer 6、7、8、または Mozilla Firefox のいずれかのブラウザ アプリケーションをお勧めします。
Eco Materials Adviser は限られた言語にて提供されます。利用できる言語バージョンの詳細については、ここをクリックして、Granta Design によって提供される Eco Materials Adviser リソース センターを参照してください。
Eco Materials Adviser ツールにアクセスするには、[環境]タブのコマンドを使用します。このコマンドはパーツ環境およびアセンブリ環境で使用できます。
ツールを正しく表示するには、次のことを確認してください。
Eco Materials Adviser ツールはドッキング可能なパネルに表示されます。このパネルは既定で Autodesk Inventor ウィンドウの右側に開きます。このパネルのツールバーや Eco Materials Adviser のホームページからコマンドを使用できます。
ダッシュボードは Eco Materials Adviser パネルの下部に表示されます。
Eco Materials Adviser を開くと、利用可能な更新が自動的に検索されます。新しい更新が利用可能な場合は、その情報に関するメッセージが表示されます。または、[Eco Materials Adviser]パネルの[バージョン情報]タブで[更新を確認]をクリックしても更新を検索できます。
重要: オートデスクはこのツールの更新を提供していません。これらの更新は Granta Design によって提供およびサポートされています。最新バージョンを入手するには、ここをクリックして Eco Materials Adviser リソース センターにアクセスしてください。
Eco Materials Adviser パネル下部にあるダッシュボードには、環境指標やコスト指標の計算値が表示されます。新しい材料またはプロセスを割り当てて表示を更新することで、結果がどのように変化するかが分かります。
ダッシュボードを初めて表示すると、設計の現状の結果が表示されますが、比較対象となる前回の解析結果はありません。既定では、ダッシュボードは概要ビューに表示され、アセンブリ全体の結果が示されます。
環境指標をクリックすると、モデル内の個々のパーツが、その指標の合計値にどのくらい寄与しているのかが確認できます。詳細ビューでは、左矢印または右矢印をクリックして他の指標の詳細結果を表示できます。概要ビューに戻るには、右上のボタン グループにある[Summary]ボタンをクリックします。
このダッシュボードには、異なる材料やプロセスの選択肢の比較も表示できます。現在の設計を基準として設定するには、[Set Baseline]ボタンをクリックします。設計の変更を行った後は、[Update Dashboard]ボタンをクリックして、環境指標への影響を確認します。
ダッシュボードのコマンドや機能の詳細については、ここをクリックしてください。