アセンブリによってはコンポーネントおよびパーツ フィーチャに、作用する力に影響されないものや、力を適用した結果と関係のないものが存在することがあります。
そのため、シミュレーションの計算を迅速化するには、そうした無関係のパーツをアセンブリにおけるシミュレート時に除外するのが得策です。単体パーツのシミュレーションでは、特定のモデル フィーチャを省略することを検討してください。
アセンブリ解析では、コンポーネントの右クリック メニューの[シミュレーションから除外]オプションを使用します。除外は省略とは異なります。後者は詳細レベル リプレゼンテーションを使用した場合に実行される処理です。そのコンポーネントを後日に同じシミュレーションで使用しようと考えている場合は、[シミュレーションから除外]を使用してください。そのコンポーネントを後で参照しないことが分かっている場合は、詳細レベル リプレゼンテーションを使用するとよいでしょう。
ここでは、この構造解析シミュレーション用のアセンブリ詳細レベル リプレゼンテーションを意図的に定義したので、一部のパーツを除外する必要はありません。そのリプレゼンテーションをシミュレーションに使用することを指定するだけで済みます。
シミュレーションを最初に作成するときに詳細レベル リプレゼンテーションを指定しない場合は、次の手順で利用することができます。
このワークフローでは、詳細計画によって可能な、設計プロジェクトの他のフェーズで必要となる手間を軽減できる方法が示されます。