ベース マウント用の穴を追加する

作業はほぼ完了です。ここでは、ベースを固定するための取り付け穴を作成します。パーツの中央にある作業平面が表示されていることを確認します。

  1. パーツの上面で新しいスケッチを開始します。
  2. [ジオメトリを投影]コマンドを起動します。パーツの中央にある作業平面を選択して、その作業平面を現在のスケッチに対する線分として投影します。
  3. 2 つの点(点/中心点)を、互いに縦方向に直列に配置します。
  4. 2 つの点の間に垂直拘束を配置し、各点を整列させます。
  5. ベースの中心から上方の中心点まで、16 mm の寸法を追加します。
  6. 寸法 2 つの点の間の全体的な距離の寸法を指定します。2 つの中心点を選択します。全体的な距離の数値を追加する代わりに、ダイアログ ボックス内の値をクリアします。次に、16 mm の寸法を選択し、ダイアログ ボックスに寸法変数を追加します。乗算演算子 * を入力してから数字の 2 を入力します。
    注: スケッチ内の寸法変数は、下図に示された番号とは異なる場合があります。その場合でも演習に影響はありません。
  7. パーツの前方エッジからいずれかの中心点まで、33 mm の寸法を追加します。
  8. スケッチを 終了します。
  9. [穴]コマンドを起動します。中心点に 11 mm の貫通穴を 2 つ配置します。
  10. パーツの上面で新しいスケッチを開始します。
  11. [線分]コマンドを起動します。ベースの後方エッジの中点からパーツの中央に向けて線分を作成します。
  12. その線分に 16 mm の寸法を追加します。
  13. スケッチを 終了します。

    残りの手順では、ルック アップ テーブルから六角ボルト用のざぐりボルト穴を作成します。

  14. [穴]コマンドを起動します。線分の中点を選択して穴の場所を指定します。
  15. ボルト穴オプションを使って、ざぐり穴を選択します(次の図を参照)。システムによって、指定した締結部に適したざぐりサイズが決定されます。
  16. 図に示す締結部パラメータを選択し、[OK]をクリックして穴を作成します。
  17. ファイルを保存します。

この演習を無事に完了しました。

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