このトピックでは、Exp-Mobile Top および Exp-Mobile Bottom コンポーネントのゲート位置を定義します。
- リボンで、[金型レイアウト]タブ > [ランナーと冷却管]パネル > [ゲート位置]
の順にクリックします。 - [ゲート位置]ダイアログ ボックスの[プラスチック成形品]の選択を行うために、次の図に示すモデルを選択します。
- [ゲート位置]の指定には、Exp-Mobile Top モデルの 2 つのインスタンスを使用できます。モデルを次の図に合わせて回転します。示された領域ごとにゲート位置を作成します。
- 次の図に示す Exp-Mobile Top モデルの端を拡大ズームします。[位置]を設定するために、薄い平面サーフェスの中心付近にある点を選択します。
このサーフェス上で選択することで、ゲート位置をこのサーフェスに拘束します。このサーフェス上のゲート位置は、始めは選択したポイントで定義されます。この位置を変更するには、[ゲート位置]ダイアログ ボックスで正確な U 値および V 値を割り当てます。
- [ゲート位置]ダイアログ ボックスの[値]フィールドで、次のように入力します。
- 位置 U = 0.5
- 位置 V = 0.09
- [すべてのポケットにコピー]がオンであることを確認します。これにより、パターン化されたすべての要素にゲートの位置がコピーされます。[適用]をクリックして、両方のインスタンスのゲート位置を作成します。
- [ファイルを命名]ダイアログボックスで[OK]をクリックして既定値を承認します。
- [プラスチック成形品]パーツ セレクタをクリックします。
- 次の図に示すように Exp-Mobile Bottom コンポーネントを選択します。
- 次の図に示す Exp-Mobile Bottom モデルの領域を拡大ズームします。[位置]を設定するために、下部のサーフェスの中心付近にある点を選択します。
- [ゲート位置]ダイアログ ボックスの[値]フィールドで、次のように入力します。
- 位置 U = 0.5
- 位置 V = 0.04
- [すべてのポケットにコピー]がオンであることを確認します。これにより、パターン化されたすべての要素にゲートの位置がコピーされます。[適用]をクリックして、両方のインスタンスのゲート位置を作成します。
- [完了]をクリックしてコマンドを終了します。
- これらのポイントは、すべてのモデルの金型アセンブリに表示され、[ゲート位置]はブラウザにおいて各親パーツの配下に存在します。
注: [ゲート位置]ダイアログ ボックスには[推奨]タブがあり、実行可能な成形品のシミュレーションが実行されます。ユーザ指定のゲート数の位置も表示されます。「このチュートリアルについて」チュートリアルでは、ゲート位置のシミュレーションを実行する方法について説明しています。