ハーネス アセンブリを作成する

ハーネス アセンブリには、ワイヤ ハーネスを構成するワイヤ、ケーブル、リボン ケーブル、セグメントなどのハーネス オブジェクトが含まれ、必要に応じて、ワイヤやケーブルの接続先となるコネクタも含めることができます。1 つのアセンブリに、複数のハーネス アセンブリを含めることができます。

すべてのコマンドを有効にして、アセンブリへのハーネス オブジェクトの追加を開始するには、ケーブル&ハーネス サブアセンブリを作成して配置しなければなりません。サブアセンブリを作成するには、[ハーネス作成]コマンドをクリックします。

ファイルを作成すると、1 つのケーブル&ハーネス サブアセンブリがブラウザに追加されます。これで、ハーネス オブジェクトをデザインに追加できるようになります。

ハーネス アセンブリの命名規則と格納場所

既定では、ハーネス アセンブリ ファイルは<最上位アセンブリのファイル名>.Harness1.iam (この場合の 1 は、1 ずつ増加する番号)という名前が付きます。このファイルは、開いたアセンブリの下の ¥AIP¥Cable and Harness フォルダに保存されます。たとえば、Program Files¥Autodesk¥Inventor [バージョン番号]¥Tutorial Files¥Cable & Harness 内の最上位アセンブリに Assembly1 という名前が付いている場合、ハーネス アセンブリ ファイルの保存先は、Program Files¥Autodesk¥Inventor [バージョン番号]¥Tutorial Files¥Cable & Harness¥Assembly1¥AIP¥Cable and Harness¥Assembly1.Harness1.iam となります。必要に応じて、ファイルに一意の名前や格納場所を指定できます。

ハーネス アセンブリを配置できる場所

ハーネス アセンブリは、Autodesk Inventor のすべての標準アセンブリに配置できますが、他のハーネス アセンブリにネストさせることはできません。

標準アセンブリ内にハーネス アセンブリを配置すると、作成できる電気的接続の範囲が決まります。特定のハーネス設計では、親アセンブリが同じコンポーネントに対してのみ電気的接続を作成できます。