1986 年に導入されて以来、AutoLISP は多くの AutoCAD ユーザに支持されてきました。Autodesk Inventor では、拡張言語として Microsoft Visual Basic for Applications (VBA)が使用されています。LISP と BASIC では構文が異なり、AutoCAD と Autodesk Inventor ではデータベース スキーマとアプリケーション プログラミング インタフェース(API)が異なるため、AutoLISP を VBA に自動的に変換するための信頼度の高い手段はありません。
よく使用するジオメトリの作成と編集を自動化するには、多数の AutoLISP ルーチンを使用します。Autodesk Inventor では、繰り返し使用されるフィーチャ、パーツ、アセンブリの作成を自動化する、ビルトイン機能が提供されています。iFeature、iPart、iAssembly の能力は AutoLISP の代わりとして開発されたものではありませんが、適用できる場合には AutoLISP の代わりに使用することを考慮してみてください。
AutoCAD のユーザ コミュニティ同様に Autodesk Inventor のユーザも VBA アドイン アプリケーションを作成、共有することで、生産性を積極的に向上させています。日常的に使用されている AutoLISP ルーチンの代わりとなるソリューションがユーザによって既に作成されている可能性があります。
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