ファイルを Autodesk Inventor LT のデータに変換する
他の CAD システムのパーツ ファイルまたはアセンブリ ファイルを開いたり、インポートすることができます。
インポート詳細を表示するには、[サード パーティ]ブラウザ ノードを展開し、[変換レポート]をダブルクリックします。
ドラッグ アンド ドロップしてファイルをインポートする
1 つまたは複数のパーツ ファイルやアセンブリ ファイルをドラッグ アンド ドロップしてインポートすることもできます。次のいずれかを実行します。
既定では、Alias の .wire ファイル データはコンポジット サーフェスとして Autodesk Inventor LT にインポートされます。Autodesk Inventor LT にインポートされたオブジェクトの名前は、Alias 画層で当初割り当てられた名前のままです。
Inventor で作成されたジオメトリには、Alias で割り当てられたのと同じ色が使用されます。ただし、Alias 定義を含んだテクスチャ マップは、Inventor ファイルに変換されます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
CATIA V4(すべてのバージョン)で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の CATIA V4 ファイルをインポートできます。
メッシュ データのインポートを選択すると、メッシュ フィーチャ が作成され、ブラウザのメッシュ フォルダ
でグループ化されます。メッシュ フィーチャは視覚化のみを目的としており、修正できません。メッシュ フィーチャまたはフォルダを右クリックして右クリック メニューにアクセスし、メッシュ エッジの表示や表示設定の変更などを選択することができます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
CATIA V5(バージョン R6 ~ R21)で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の CATIA V5 ファイルをインポートできます。
メッシュ データのインポートを選択すると、メッシュ フィーチャ が作成され、ブラウザのメッシュ フォルダ
でグループ化されます。メッシュ フィーチャは視覚化のみを目的としており、修正できません。メッシュ フィーチャまたはフォルダを右クリックして右クリック メニューにアクセスし、メッシュ エッジの表示や表示設定の変更などを選択することができます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
JT (*.jt) (バージョン 7.0、8.0、8.1、8.2、9.0、9.1、9.2、9.3、9.4、および 9.5)で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
Pro/ENGINEER および Creo Parametric で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の Pro/ENGINEER ファイルをインポートできます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
Parasolid (バージョン 24.0 以下)で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の Parasolid ファイルをインポートできます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
Rhino ファイルをインポートし、Autodesk Inventor で使用できます。インポート操作では、元のファイルとの関連付けは維持されません。このため、インポート操作の後で元のファイルを変更しても、インポートしたパーツには影響しません。同様に、インポートしたパーツを変更しても、元のファイルには影響しません。インポートしたモデルは、Inventor で初めから作成したモデルと同じように変更できます。
インポート プロセスでは、ソース ファイル内のジオメトリやトポロジの Inventor 表現形式で、基準フィーチャを作成します。Inventor のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャを Inventor フィーチャ ツリーに追加することができます。基準フィーチャの元の定義を修正することはできません。
変換レポートが生成されます。この変換レポートには、インポートされたデータに関する情報、使用されたインポート オプション、作成された Inventor パーツが記載されています。
SolidWorks (バージョン 2003 ~ 2012)で作成されたモデルを開いて変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の SolidWorks ファイルをインポートできます。
NX バージョン 3 ~ 8 (以前の名称は UGS NX)で作成されたモデルを開いて変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の NX ファイルをインポートできます。
STEP ファイルはバージョン AP214 および AP203E2、IGES ファイルはすべてのバージョンをインポートすることができます。ソリッド ボディは Autodesk Inventor LT ファイルに保存されるので、オリジナル ファイルにはリンクが保持されません。
インポートした STEP または IGES ファイルに 1 つのパーツが含まれる場合は、Autodesk Inventor LT のパーツ ファイルが作成されます。
SAT ファイルは、バージョン 7.0 ~ 4.0 をインポートすることができます。曲線、サーフェス、およびソリッドは Autodesk Inventor LT ファイルに保存されるので、元のファイルへのリンクは保持されません。
インポートした SAT ファイルに 1 つのボディが含まれる場合は、1 つのパーツを持つ Autodesk Inventor LT のパーツ ファイルが作成されます。
STL ファイルは、Autodesk Inventor LT にインポートすることができます。データはメッシュ オブジェクトとしてインポートされ、メッシュ ブラウザ ノードに格納されます。
次の種類の STL ファイルをインポートできます。
Autodesk Inventor LT では、Autodesk Design Review などで作成されたマークアップ付き DWF ファイルを開くことができます。
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マークアップ ブラウザで、ツリー ビュー内にマークアップ セットが表示されます。 注: マークアップが含まれていない DWF ファイルを開くことによって、マークアップ セットをロードしようとしても、Autodesk Inventor LT で DWF ファイルを開くことはできません。
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Autodesk Inventor LT で AutoCAD DWG ファイルを直接開いてから、ファイルの内容を表示、印刷、および計測できます。オブジェクトは AutoCAD とまったく同じように表示されます。
Autodesk Inventor LT にインポートされたデータは、モデル データとして使用します。
開く手順とインポートする手順の両方を次のビデオでお見せします。