Autodesk Inventor LT のフォントと文字の詳細

Autodesk Inventor LT では、一般的な Windows ベースのプログラムで使用されている Microsoft Windows および TrueType のフォントを採用しています。DWG ファイルから 2D データを変換するときに、DWG ファイルのフォントを、Autodesk Inventor LT で使用されるフォントにマップすることができます。

注: AutoCAD オブジェクトを Autodesk Inventor LT オブジェクトに変換する必要がない場合、Autodesk Inventor LT で AutoCAD DWG (.dwg)ファイルを直接開き、ファイルの内容を表示、印刷、計測することができます。オブジェクトは AutoCAD とまったく同じように表示されます。さらに、AutoCAD データはすべてコピー/貼り付けの対象として選択可能であるため、Autodesk Inventor LT で AutoCAD DWG ファイルを開いてから、AutoCAD の図形をコピーして Autodesk Inventor LT のスケッチに貼り付けることができます。

フォントのマッピング

Autodesk Inventor LT で DWG ファイルをインポート(変換)すると、トランスレータは AutoCAD ファイルのフォントをシステム上の Windows および TrueType のフォントにマップしようとします。

結果は[インポート変換オプション]の[高度なオプション]ダイアログ ボックスに表示されます。既定のマッピングを適用することも、置換するフォントのマッピングを再設定することもできます。

標準の AutoCAD フォントのマッピングを設定すると、この設定はトランスレータに保存され、DWG ファイルをインポートするたびに使用されます。

AutoCAD ファイルにカスタム フォントがある場合、これらも同様にマップされます。

文字スタイル

Autodesk Inventor LT の図面では、AutoCAD の文字スタイルとよく似た文字スタイルを定義できます。

DWG ファイルを Autodesk Inventor LT の図面に変換するとき、トランスレータにより DWG ファイル内で独自の書式が設定されたそれぞれの文字に対して、Autodesk Inventor LT の文字スタイルが作成されます。ファイルにスタイルをオーバーライドする文字が含まれている場合、スタイルはオーバーライドごとに作成されます。

[インポート変換オプション]の[高度なオプション]ダイアログ ボックスを使用すると、変換に使用されるスタイル マッピングを変更できます。

図面ファイルに文字スタイルが取り込まれたら、Autodesk Inventor LT で作成したスタイルと同じように、これらを修正して使用できます。新しいファイルでスタイルを使用できるようにするには、図面の作成に使用する図面テンプレートにそのスタイルを追加します。