金型

金型とは、溶融樹脂が高い圧力下で射出される 1 つまたは複数のキャビティを含む、機械加工されたスチール プレートを一まとめにしたものです。樹脂が冷却すると、スチール プレートで定義されたキャビティの形状に固化します。

成形品のモデリングを完了して、射出位置と成形品設計を確定したら、金型を設計します。これにはフィード システム、および、必要に応じて冷却システムを含みます。

モデルの方向を設定し、パーティング平面を指定したら、金型寸法を指定します。金型寸法、金型オフセット、プレートの厚み、およびモデルを完全に囲むために必要な金型の長さと幅を定義します。金型にランナーおよび冷却管を設置するのに十分なスペースがあることを確認してください。下図の赤色の矢印は、関連するフィード システムと 2 つの半球の成形品を生成するために必要な金型の 2 つの分割部を示しています。