パーソナル データベースの既定の場所の変更

パーソナル データベースは、既定でプロジェクト ディレクトリの下の udb に格納されます。パーソナル データベースの既定の場所を変更する場合は、目的の場所を指す環境変数で設定する必要があります。Windows マシンでは My Documents\My ASMA xxxx Projects ( xxxx はソフトウェアのリリース番号)が既定のプロジェクト フォルダですが、MFSYN_USER_UDB 環境変数を使用して異なるフォルダを指定することもできます。

環境変数を変更する手順は次のとおりです。

  1. データベースを格納するフォルダ(C:¥Temp¥newudb など)を作成します。
    注: 指定するパスに、C ドライブのルート ディレクトリは指定できません。C:¥ を指定した場合、既定の場所は変更されません。
  2. Windows エクスプローラから[コントロール パネル]([スタート] > [コントロール パネル])にナビゲートし、[システム]をダブルクリックします。
  3. [詳細設定]タブの[環境変数]ボタンをクリックします。
  4. [システム環境変数]リストをスクロールして、変更する環境変数を探します。

    Autodesk Simulation Moldflow Adviser の環境変数は、MPA_USER_UDB という名前です。

    この環境変数名がリストにある場合は選択して[編集]をクリックします。ダイアログ ボックスの[変数値]フィールドに、データベースを格納するフォルダの絶対パス(C:¥Temp¥newudb など)を入力します。

    この環境変数がリストにない場合は、[新規]をクリックし、[変数名]フィールドに環境変数名を入力します。[変数値]フィールドに、目的のフォルダのパスを入力します。

  5. 開いているすべてのパネルで[OK]をクリックして、[コントロール パネル]に戻ります。
  6. コンピュータを再起動して、変更を有効にします。

指定したフォルダがパーソナル データベースの既定の場所になります。