固化時に規則性がある分子構造を持つことを特徴とする樹脂群のことです。
規則性がある分子は緊密に結合できるため、一般に結晶性樹脂は非晶性樹脂と比較して高密度です。結晶化度 100% に達する樹脂はありません。非秩序状態になる分子が必ず存在し、非晶性部分を形成します。
結晶性樹脂は X 線回析パターンを持つので、X 線の強度による結晶化度の検出、およびパターンによる樹脂の識別が可能です。