正または負の Z 方向で冷却が不十分

この結果に関して

反り結果では、成形品のこの領域に反りの重大な問題がある可能性が示されています。冷却に問題があるため、面外変位量は、指定された最大基準変位量(NMD)値に近いか、この値を超えています。

対処法

冷却に問題があるために、面外変形が指定された最大基準変位量(NMD)値を超えている場合は、主に次の 2 つの方法で成形品の冷却差を制御できます。

冷却管レイアウトの変更
冷媒入口温度を元々使用されていた入口温度、たとえば +/- 5℃ に設定して、2 回の冷却解析を追加実行すると効果的な場合があります。これらの冷却解析の結果から、冷媒温度の変化に対する成形品の感度がある程度わかります。
金型インサートの使用

問題のある領域にいくつかの冷却管を追加するか、金型インサートを使用して成形品全体にわたる冷却速度のばらつきを小さくしてください。

注: 金型インサート解析は Autodesk Simulation Moldflow Insight のみで実行できます。