コマンド ラインから実行することにより、都合のいい時間に複数の解析を実行できます。
バッチ解析を設定する前に、スタディが設定され実行準備ができていることを確認します。
- プロジェクトを開き、スタディを選択して、
()をクリックします。
- 関連した解析順序、射出位置、材料、成形条件を設定して、[解析ウィザード]を完了します。
- スタディを保存して、Autodesk Simulation Moldflow Adviser を終了します。
- Autodesk Simulation Moldflow Adviser コマンド シェルを Windows の[スタート]メニューから開き()、スタディの保存場所を探します。
- メモ帳などのテキスト エディタを開き、次のように入力します。
start /wait adviser -execute .\ProjectName.mpa Study.sdy
ここで、 -
ProjectName
- moldflow.mpa などのプロジェクト名です。
-
Study
- bowl_study.sdy などのスタディ名です。
注: スタディ名はコマンド シェルに表示されるとおりに入力します。これは必ずしも Autodesk Simulation Moldflow Adviser タスク ペインに表示されるスタディ名と同一であるとは限りません。たとえば、スタディ名に空白がある場合、これはコマンド シェルではアンダースコアとして表示されます。スタディ名に空白を入力するとコマンドは機能しません。
- 解析する各スタディごとに別のコマンド ラインにコマンドを繰り返します。
- スタディの保存場所と同じフォルダに「バッチ名.bat」としてファイルを保存し、テキスト エディタを閉じます。「バッチ名.bat」はユーザーが作成した一意の名前です。
- コマンド シェルで、「バッチ名.bat」と入力して、上記の *.bat ファイルを開きます。 このファイルのコマンドにより、次のスタディを開く前に、各スタディのロード、解析、結果のスタディへの書き込み、プログラムの終了が行われます。
注: 解析が実行または完了できなかった場合は、失敗したスタディでプログラムは開いたままになります。