** 警告 220013 ** 収束測定値が %12.6G のときに収束計算回数限界に達しました。
3D 流動解析では、各タイム ステップで速度、粘度、および圧力の分離反復型解法を使用します。これらの反復計算では、指定した最大の収束計算回数の計算を実行しても、解が指定の許容値に収束しないことがあります。この警告メッセージが表示されるタイム ステップがごくわずかであり、収束残差測定値が 1 未満であれば、結果の精度は許容範囲内に収まっていることが普通です。しかし、収束残差測定値が 1 を大きく上回り、警告が多数のタイム ステップで表示される場合は、結果の精度が低下している可能性があります。その場合は、結果を入念に調べて、充填パターンの急激な上昇や結果値の急変がないか確認します。この警告は、適用した射出圧力や流量に急激な上昇があった場合に表示されることがあります。
ソルバー パラメータの[タイム ステップ繰り返し制御]で収束計算回数限界値を高くします。優れた品質の Dual Domain メッシュ、つまり低いアスペクト比で構成した Dual Domain メッシュを使用して、元の CAD 形状の再メッシュを開始し、四面体メッシュで[最大許容アスペクト比]にできる限り低い値を指定します。ラム速度プロファイルまたは保圧プロファイルを指定している場合は、圧力または流量の大きな変化に要する転位時間を短くします。