ゲート位置解析の実行

ゲート位置解析を実行することで、モデルの推奨ゲート設置領域を確認できます。

スタディの金型タイプが[成形品のみ]に設定されていることを確認します。

注: ゲート位置指定禁止領域を指定している場合は、解析では指定した領域にはゲートは設定されません。
  1. [解析順序] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [解析ウィザード])をクリックします。
  2. [順序]タブで、[ゲート位置]解析を選択して、[次へ]をクリックします。
  3. [ゲート位置]タブで、ゲート ロケータ アルゴリズムを選択します。
    • [アドバンス ゲート ロケータ]は、スタディで圧力を最小化できるゲート位置を 10 点まで推奨する。

      ここでは、解析するゲート数を指定できる。材料特性またはプロセス設定条件を指定する必要はない。

    • [ゲート リージョン ロケータ]は、良好な流動バランスを実現できるゲート位置を推奨する。

      必要に応じて、材料特性またはプロセス設定条件を指定できる。既定の設定を受け入れる、または解析に合うように既定の設定を変更することもできる。射出位置が存在する場合、このアルゴリズムは次に追加するのに最適なゲート位置を示す。

    注: 既存の射出位置がある場合、ゲート リージョン ロケータ アルゴリズムのみが使用可能です。
  4. [解析]をクリックして、ゲート位置解析を実行します。
解析が完了すると、[サマリー]ペインが表示されます。モデルの全領域で射出位置としての適性を評価します。
注: [ゲート位置]解析を中止するには、[ジョブ マネージャ]ダイアログ ボックス([ホーム]タブ > [解析]パネル > [ジョブ マネージャ])の下部にある [Alt]+[K] [ジョブの中止]をクリックします。

推奨射出位置は、既定ではモデルに表示および適用されません。射出位置を表示して受け入れるには、結果を適用する必要があります。