反り変形の表示

反り解析の実行後、モデルでの発生が予測される反り変形を表示できます。

注: この結果では、反りの実際の大きさは表示されません。成形品内部に存在する収縮差によって成形品に発生する形状のみが表示されます。

成形品の反り形状を評価するときには、成形品全体または成形品の特定の領域だけが変形しているのか、また、反りが成形品の機能に影響するのかを考慮する必要があります(たとえば、組付け部品のアセンブリなど)。

  1. スタディ タスク ペインで反り結果を選択します。
  2. [進める] ([結果]タブ > [アニメーション]パネル)をクリックし、反りのアニメーションを 1 ステップずつ再生できます。
ヒント: 成形品の変形後の形状が見にくい場合は、次の操作を実行します。
  1. [プロット プロパティ] ([結果]タブ > [結果]パネル > [プロット プロパティ])をクリックし、[変位量]タブを選択します。
  2. [表示倍率]を高い値に変更します。
  3. [OK]をクリックして変更を適用し、ダイアログ ボックスを閉じます。反りのアニメーションを再生すると、入力した倍率まで拡大されて変形が表示されます。

反りインジケータのプロットを確認し、成形品で問題が発生している領域を特定して、反りの原因を診断します。