コンフォーマル冷却管の複雑な形状を、冷却(FEM)解析に取り入れることが可能です。
ほとんどの冷却解析で使用される従来のビーム要素の冷却システムでは、成形品の輪郭に密接に沿ったコンフォーマル冷却管を適切にモデリングすることはできません。コンフォーマル冷却管の CAD モデルをスタディにインポートして、冷却(FEM)解析で使用することができます。
どのスタディでも、コンフォーマルまたはビーム要素からのいずれかで構成される冷却管を複数持つことが可能です。それぞれの冷却管では、異なる冷却管タイプを混成させることはできません。コンフォーマル冷却管のビーム状の外観を持つセクションも、CAD パッケージでモデリングして、3D 冷却管として処理する必要があります。コンフォーマル冷却管のバブラーおよびバッフルも、CAD パッケージでモデリングする必要があります。
コンフォーマル冷却は、非定常冷却解析を含む冷却(FEM)解析順序のみを使用します。Dual Domain または 3D メッシュ タイプを使用する成形品のみを 3D コンフォーマル冷却管を使用して解析できます。