等方性収縮結果は、次のように各要素の平均収縮を示します。(収縮垂直 + 収縮平行)/2。
この結果は、各要素の全体的な収縮のレベルを示す指標です。
等方性収縮
.A = 収縮後の領域 B = 材料配向の方向
この結果は、反り計算の前に各要素で計算された収縮を使用します。このため、これらの収縮値は、周辺部の構造的な影響を考慮せずに、計算された各要素の収縮の傾向を示すものです。
収縮値の全体的な大きさは、使用する材料の特性で決まります。成形品の各部で等方性収縮値が異なると、収縮差による反りが発生する可能性があります。
収縮差に起因する成形品の反りの低減方法を検討します。