ヒケ、深さ結果は、表面の反対側の面にある形状が原因で発生するヒケ(およびボイド)の位置と深さを示します。
ヒケは、成形品厚肉部、リブ、ボス、内部フィレットなどの反対側に発生します。ヒケ、深さ結果は、表面の反対側にある形状が原因で発生するヒケのみを示します。
ヒケ、深さ結果プロットは、Midplane 保圧解析で生成されます。
ヒケは、成形品表面に 凹 みとして現われます。通常、これらの 凹 みは非常に小さいですが、光を屈折させるため、かなり目立ちます。ヒケが目立つかどうかは、成形品の色および表面のシボによって決まるため、深さは 1 つの基準にすぎません。ヒケは成形品の強度や機能には影響しませんが、外観部品の場合は重大な品質不良です。
ヒケは主に、冷却中の熱収縮によって発生します。たとえば、リブと上面が接する領域は、温度が低い金型表面との局部的な接触が限られているので、他の領域よりも冷却に時間がかかります。これが大きな収縮を引き起こし、冷却過程のプラスチックが金型表面から引き離されます。これにより、成形品の表面にくぼみが発生します。