せん断速度、最大結果は、結果が記録された時点までに所定のノードで見られた最大せん断速度が示されます。
たとえば、所定のノードのせん断速度が、時間 = 1.5 秒で最大 4200 1/s に達した場合、この値がそれ以降のすべての時間に割り当てられます。
この結果は 3D 充填解析で生成されます。
せん断速度は樹脂層(固化層と流動層など)の速度差を示す指標です。この速度が速すぎると、樹脂の高分子鎖が壊れて材料が劣化します。
せん断速度結果で、バルクせん断速度はその材料の最大せん断速度推奨値より低い値であっても、断面のごく一部で材料の最大推奨値を超えている場合があります。限界値を超える領域では、材料の劣化やぜい化、および外観の不良が発生しやすくなります。
最大せん断速度がバルクせん断速度より大幅に高いときは、XY プロットで成形品各部のせん断速度を確認する方法が役立ちます。