温度、回路冷媒 (平均) 結果は、有限要素法(FEM)を使用して計算した、冷却回路内の冷媒の平均温度を示します。
冷却解析ログには、冷媒入口から冷媒出口までの冷媒温度の変化が記録されます。この温度上昇に問題がある場合(上昇値が 2~3℃ を超える場合)は、温度、回路冷媒(平均)結果を確認して、どこで温度が大きく上昇しているかを判断します。
並列回路では、冷媒入口から冷媒出口までの冷媒温度の最終的な温度上昇が小さくても、冷却管の一部で冷媒が高温に達する場合があります。
このような現象が発生した場合、出口の温度は冷媒の最高温度ではありません。このため、並列回路では常に回路冷媒温度結果を確認する必要があります。
温度、回路冷媒(平均)結果の参照時には、次の点について確認します。