リアクティブ成形解析ログ

この解析ログはテキスト形式のレポートで、ソルバー パラメータ、材料データ、プロセス設定、モデル詳細情報を含むリアクティブ成形解析に使用した入力値のリスト、次に解析進捗テーブルが表示されます。

解析の充填過程および硬化 (固化) 過程に対して、個別の表があります。解析ログはリアクティブ成形解析で生成されます。

解析ログの使用

リアクティブ成形解析の解析ログを使用して、硬化(固化)過程が開始する前に、射出過程で成形品が完全に充填されたかを判断できます。

射出過程の解析進捗テーブルで、キャビティ体積が 100% 充填されたかを確認します。キャビティ体積が 100% 充填されない場合は、最大成形機射出圧力に到達し、ショート ショットが発生したことを示すメッセージが出力される場合があります。

確認事項

ショート ショット
ショート ショットが発生した場合、次のプロセス設定を (上から順に) 変更して、解析を再実行します。
  1. 樹脂温度または金型温度 (第 1)
  2. 充填時間 (第 1)
  3. 圧力 (第 2)
注: 上記のような変更は、ライセンスのある Autodesk Simulation Moldflow Adviser または Autodesk Simulation Moldflow Insight 製品を使用した場合にのみ実行可能です。