ワイヤースイープ指標

集積回路のワイヤー部を通る樹脂流動によって発生する力を示す値のことで、スイープ指標とも呼ばれます。

ワイヤースイープ指標は、モデル内の各グリッド点における粘度と速度の積の合計になります。結果は、グリッド点の個数で平均化します。

ワイヤーを含むモデルの領域でワイヤースイープ指標が高い場合、そこが断線する可能性がある場所であることを示しています。

粘性は、温度、せん断速度、および硬化速度に依存するので、これらの変数を変更することで、ワイヤースイープ指標を低減できる場合があります。