歪テンソル(反り)結果

歪テンソル結果に表示される数値は、選択した方向(既定では第 1 主方向)で成形品全体に発生している歪、凡例の肉厚方向表示位置で示されている成形品の肉厚位置に該当するラミネートに発生している歪、および凡例に示されている荷重係数です。

反り解析の場合、これらの値は「残留歪」を表しています。これは、実際に発生している歪から、収縮のみによって発生している歪を差し引いた数値です。

この結果の使用法

各プロットは、要素断面の中で肉厚方向表示位置値で指定された特定の 1 つの位置に対応しています。肉厚方向表示位置値で -1 は要素の裏側、0 は要素の中央線位置、1 は要素の表側を指します。

この結果では、成形品内部の歪分布がテンソル プロットとして表示されます。第 1 主方向の歪または第 2 主方向の歪の結果を使用して、歪をコンター プロットとして表示することもできます。