応力、コアに垂直結果は、ほとんどのキャビティ圧力センサーで「キャビティ圧力」としてレポートされる値を示します。樹脂が溶融状態にあるとき、応力値はキャビティ圧力値に非常に近い値になりますが、樹脂が固化状態で金型 (コア) に著しい弾性変形がある場合は、応力値は圧力結果値とは大幅に異なることがあります。
キャビティ圧力の実験結果予測を検証する際に、この結果を圧力結果と組み合わせて使用して、金型の弾性がこの値に与える影響を確認します。ぜい性材料を使用した場合、コアの弾性によって発生する局部的な高い垂直応力によって、成形品に割れが発生する可能性があります。
また、応力、コアに垂直結果を残留応力結果と組み合わせて、割れの予測に使用することができます。