樹脂充填領域結果は、3D 充填解析、オーバーモールディング解析、圧縮タイプ成形プロセス解析の終了時に生成されます。この結果では、キャビティ充填時に 3D モデルのどの要素に溶融樹脂が充填されるかが、適宜間隔を置いて示されます。
充填された要素は緑色で表示され、充填されていない要素は透明で表示されます。
樹脂充填領域結果では、どこでジェッティング フローが発生したかがわかります。ジェッティング不良が発生した場合、成形品の 1 つの領域で充填と非充填が繰り返し行われた可能性があります。この影響は充填時間結果では確認できません。充填時間でわかるのは、1 回のみ(初回)のノードの充填です。
ジェッティングによって、充填が不均一になったり、成形品内にエアー トラップが発生したりすることがあります。また、冷却が不均一になったり、成形品の応力が増したりすることもあります。
この結果をアニメーションとして再生して、ジェッティングを見つけます。ジェッティングは溶融状態の材料の蛇行状の流れとして出現します。