ソルバー メッセージ 312065

メッセージ テキスト

** 警告 312065 ** ビーム(x)は、どの金型要素にも接触していません。

説明

金型内を通過する可能性があるビーム要素に対応するために、穴を金型内でモデリングする必要があります。ランナーまたは冷却回路用の穴である場合があります。ビーム要素に接触している四面体メッシュ面は、ビーム要素に可能な限り一致する必要があります。四面体要素で円形状を表現する場合、完全な円形にすることはできません。これにより、円形ビーム要素と四面体要素を一致させることが困難になります。このため、一致の際には異なる許容値を適用します。四面体サーフェスがビームの直径の 20% 以内であるなら、ほとんどの場合、ソルバーはビーム要素に四面体面を一致させます。そうでない場合は、このメッセージが表示されます。

この警告は、ランナーまたは冷却管の直径が変更されたが、金型のメッシュが再生成されていない場合にも表示されますこの場合、ビームの直径は金型の穴とは一致しません。

解決策

  1. 金型のメッシュ生成後に、どのビームの直径も変更されていないことを確認します。変更されている場合は、金型を再メッシュする、または、直径を金型のメッシュ生成時の状態に戻します。
  2. 金型モデルにより細かいメッシュを再生成します。
  3. CAD で作成した金型モデルの場合は、回路が通過する金型内の穴のエッジ長を微調整します。