フレーム数や各フレームで累積結果を表示するかなど、表示結果のアニメーション プロパティを設定します。
注: 利用可能なアニメーションのオプションは、解析実行前にアドバンス オプションで設定した中間結果出力によっても異なります。
- 単一データセット
- 成形サイクルでの特定の時間における、成形品全体の結果値をアニメーション表示します。つまり、アニメーションに使用されるデータセットは 1 つだけであり、このデータセット内の値がアニメーション表示されます。
- 複数のデータセット
- 指定した独立変数(通常は時間、または肉厚方向表示位置)のさまざまな値における、複数のデータセットからなる 1 つのアニメーションを作成します。
アニメーションに使用するフレーム数を設定できます。たとえば、フレーム数を増やすことでよりスムーズなアニメーションを作成し、材料の流動挙動を細かなステップで確認できます。これは、複雑形状での材料の流動挙動を調べる場合に効果的です。
ダイアログ ボックスの要素
- アニメーション結果の選択
- アニメーションのフレームをどのように作成するかを指定します。
メッシュ タイプ、解析順序、中間結果データのコレクション設定に応じて、このドロップダウン メニューには次のオプションが表示されます。
- 単一データセット
- このオプションを選択すると、データの単一フレームの範囲で結果データがアニメーション化され、他のすべての変数は一定のまま維持されます。
- 時間
- このオプションを選択すると、複数の中間データセットを使用して、結果データ(圧力など)が経時変化するアニメーションで表示されます。
- 肉厚方向表示位置
- このオプションを選択すると、複数の中間データセットを使用して、結果データ(温度など)が肉厚方向表示位置に対してアニメーションで表示されます。このオプションは、Midplane または Dual Domain のメッシュ タイプでのみ利用可能です。ソルバー パラメータの[中間出力]で[プロファイル結果]を[一定間隔での書き込み]に設定する必要があります。
- フレーム数
- アニメーションで生成するフレーム数を指定します。
表示されるボックスに目的のフレーム数を入力するか、矢印を使用してフレーム数を選択します。
- 値の範囲
- 現在のプロットの特定単位で、アニメーションの各フレームに表示される範囲を指定します。
指定する値の範囲が小さいほど、数多くのフレームがアニメーションに作成されます。
注: 結果値の全範囲(たとえば、充填時間プロットの場合は 0 ~ 2.5 秒)を、既定のアニメーション フレーム数である 24 で割ると、結果の既定値が得られます。
- 単一データセット アニメーション
- 使用する単一データセット アニメーション方法を選択します。
- 累積
- アニメーションの進行と共に累積した結果値を表示します。
- 現在のフレームの値範囲と共に、それまでに再生したすべてのフレームの結果値が表示されます。
- 現在のフレームのみ
- 各フレームに関連した特定の値範囲のみを表示します。