ポアソン比 (v13) (3D ファイバー) 結果

ポアソン比(v13)結果は、3D 繊維配向保圧解析で生成されます。

この結果の使用法

ポアソン比(v13)結果では、第 1 主方向の応力によって発生する第 3 主方向の歪が示されます。一般的に、vij = i 方向 (第 1 主方向) の応力があるときの j 方向 (第 2 主方向) の横歪のポアソン比です。

ポアソン比(v13)結果は、解析終了時にモデル内の各四面体要素について記録されます。

ヒント: [新規プロット] [結果]タブ > [プロット]パネル > [新規プロット]をクリックして、[プロット タイプ]下で[パス プロット]をクリックすると、モデルの形状に関連するポアソン比分布を確認できます。

直交性仮定

繊維充填コンポジットの熱機械的特性計算は、繊維充填材料プロパティは 3 つの直交主方向で異なるという直交性仮定に基づいています。この仮定の下に、9 つの独立した機械的定数と 3 つの独立した熱膨張係数があります。

[直交セット]オプションでは、9 つの機械的定数(E1、E2、E3、v12、v23、v13、G12、G23、G13)と 3 つの CTE (第 1/第 2/第 3 方向における熱膨張係数)を同時に選択します。繊維解析では、3D 反り解析に対して直交性仮定を含む熱機械的特性の完全なセットが必要です。これらのプロパティは要素に基づくため、四面体またはビーム要素ごとに固有の直交プロパティ セットを持ちます。
注: [直交セット]オプションにアクセスするには、[充填+保圧]を含む解析順序を選択している必要があります。
  1. [プロセス設定] [ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定]をクリックします。[プロセス設定ウィザード]ダイアログ ボックスが開きます。
  2. [次へ] を必要に応じてクリックし、ウィザードの[充填+保圧設定]ページを開きます。
  3. [繊維配向解析(繊維充填材料の場合)]オプションを選択し、[ファイバー パラメータ]をクリックします。[繊維配向ソルバー パラメータ]ダイアログ ボックスが開きます。
  4. [コンポジット プロパティ計算オプション]をクリックし、[繊維充填プロパティ出力]ドロップダウン リストから、[直交セット]を選択します。