スタディ ファイル(.sdy)のデータブロック

Moldflow スタディ ファイルは、データ ブロックで構成され、それぞれに特定のデータ設定が保存されます。指定されたデータ ブロックは、解析で必要な場合にのみ作成されます。

ブロック 説明 studymod で編集可能
TITL{ } タイトル データ: 一般的なファイル情報 いいえ
GLBL{ } グローバルデータ: アプリケーションおよび一般的なメッシュ設定。メッシュ設定は変更できます。その他のキーワードは変更できません。 はい*
SUMR{ } 概要データ: エンティティの各タイプの数 いいえ
COLR{ } カラー定義データ いいえ
LYER{ } レイヤー データ いいえ
TSET{ } プロパティ データ セット: プロセス パラメータ、エンティティおよび境界条件プロパティ はい
NODE{ } ノードデータ: ID、画面表示および座標 はい#
TRI3{ } シェル要素データ はい# ^
1DET{ } 1D 要素データ(ビーム要素) はい# ^
TET4{ } 四面体要素データ はい# ^
CURV{ } 曲線データ セット はい#
NDBC{ } ノード境界条件データ: 射出位置、冷媒入口、反り拘束が含まれています。境界条件のタイプごとにデータ構造が異なります。 はい~
STLR{ } STL リージョン データ いいえ
BLOB{ } BLOB データ。Dual-Domain の一致情報や厚さなどの事前計算で算出されたデータ。再計算しなくても済むように保存されます。 いいえ
* メッシュ オプション設定は、<Mesh cmd="Options"> を使用して変更できます。

# メッシュ データは、<Mesh cmd="Import"> を使用して全体としてのみ置き換えることができます。

^ 要素の厚さなどの要素プロパティ要素は変更できます。プロパティ セットの参照は、要素を記述した行内で確認できます。

~ 境界条件プロパティは、プロパティ セットから変更できます。プロパティ セットの参照は、境界条件を記述した行内で確認できます。たとえば、射出ノードはプロパティ(TSET_TYPE) 40000 にリンクされています。