3D 充填+保圧解析のモデルの準備

必須のモデリング設定作業を行わないと、解析は実行できません。また、必要に応じて実行できるオプションのモデリング設定作業もいくつかあります。

必須モデリング設定作業

3D 解析を実行するには、4 つのノードで四面体要素のメッシュ成形品モデル、または次のモデルのいずれかを使用します。

解析設定オプション

圧力制御点の選択

ゲートのモデリング

ゲートまたはランナー システムのモデリングを行わずに、3D 解析および充填+保圧解析を実行する場合は、仮想ゲート サイズは射出圧力の予測に非常に大きな影響を与えます。

注: ビーム要素を用いて 3D 解析および充填+保圧解析を実行する場合は、射出ノードと四面体要素間には複数のビーム要素が存在する必要があります。

ゲートのモデリングを行わずに(直接射出)、充填+保圧解析を実行すると、成形品形状に応じてゲート サイズが自動的に割り当てられます。小型の成形品の場合は、射出位置周辺のサーフェスにある四面体要素の平均ファセット サイズが割り当てられます。ゲート直径は[ソルバー パラメータ]ダイアログ ボックスで手動で指定することも可能です。