このタスクでは、交差する要素を修正する手順を実行します。
このタスクの内容
交差するメッシュ要素とは、エッジやノード以外の場所で相互に接触する三角形のことです。モデルを解析する前に、交差する要素を修正する必要があります。このようなエラーは、[メッシュ統計情報]ダイアログ ボックスで知ることができます。
交差する要素の修正: 削除と埋め込み
()をクリックし、Tutorial フォルダから base_mesh.sdy ファイルをインポートします(通常、C:\Program Files\Autodesk\Simulation Moldflow Insight 20xx¥tutorial)。
()をクリックし、[メッシュ]タブを開きます。
()をクリックします。
完全にオーバーラップしている要素 が 2 つあることがわかります。[閉じる]をクリックします。
()をクリックします。
[レイヤー範囲の展開]をクリックし、既定を使用して[OK]をクリックします。
交差する要素が 2 組表示されます。
モデル内のどこでオーバーラップが発生しているかを確認しやすくするために、透明なレイヤーを作成します。
[レイヤー表示]をクリックします。
に「-155 145 -75」と入力し、[Enter]キーを押して、モデルを回転します。


をクリックします。 

をクリックします。 

選択したエッジに沿ってノードが挿入され、隣接する要素が変更されました。
をクリックします。 
穴の長いエッジに沿ったノードを追加しなくてもメッシュを埋めることはできますが、その過程で、アスペクト比が高い要素が発生します。
をクリックします。
に「-5 155 35」と入力して、モデルを回転します。

オーバーラップする要素を削除し、生成された穴を埋めると、次のように、曲面に凹凸のエッジが発生します。

凹凸のエッジを発生させずにオーバーラップを削除するには、ノードをマージします。これにより、プロファイルを滑らかに保つことができます。
モデルの手前側のノードを外側のエッジにマージして、強調表示されている要素の短いエッジを削除します。

をクリックします。 
をクリックします。 交差に問題のある要素がなくなったことがわかります。新しく作成した要素の一部で、 方向設定されていない要素 というエラーが発生しています。
[前]をクリックします。
をクリックし、モデル全体を表示します。
をクリックし、[表示]をクリックします。 方向変更を必要とする要素が強調表示されます。
をクリックします。
これでメッシュの修復が終了しました。メッシュ統計情報をチェックして、修復が終了したことを確認します。
下の [次のトピック] リンクをクリックして、チュートリアルの次のタスクに進みます。