圧縮表面(手順)

圧縮タイプ成形プロセスを実行するには、モデル サーフェスに「圧縮表面」プロパティ タイプを割り当てる必要があります。

注: 圧縮表面の自動割り当ては、ほとんどの場合において機能し、最初に試す最適なオプションです。

圧縮表面の手動割り当て

[自動]オプションで圧縮表面を適切に割り当てることができない場合は、表面を手動で割り当てることもできます。このソフトウェアでは、サーフェス ノードのプロパティに基づいて、さまざまなモデル サーフェスのプロパティを決定します。ノードは選択対象に対して、[内部]または[境界]上にあります。

圧縮表面プロパティに定義されたサーフェス ノードのタイプ

ここで、A = 内部ノード、B-G = 境界ノード、赤色の要素 = 圧縮(移動)表面、ベージュ色の要素 = 固定表面。

内部ノード
内部ノードは、上の図では A で示され、選択した要素によって完全に囲まれています。このノードには、隣接する要素と同じプロパティが割り当てられます。この場合は「可動」です。
境界ノード
境界ノードは、上の図では B-G 上で示され、選択した要素の境界上にあります。異なる圧縮表面プロパティを持つ要素で囲むことができます。上の図では、ノード B は、圧縮(移動)表面要素および固定表面要素の両方によって囲まれています。

割り当ての例

上記の例では、圧縮(移動)表面プロパティを割り当てる 6 つの選択した要素には、関連するノードが 7 つあります。また、ベージュ色の要素に「固定表面」プロパティを割り当てます。

[圧縮要素(3D)]ダイアログ ボックスで、特に内部ノードのみを定義します。
可動表面選択と固定表面選択を反映するように、内部設定のみを変更すると、これら 2 つの境界上にあるノード B-G にはプロパティが自動的に割り当てられます。
[圧縮要素(3D)]ダイアログ ボックスで、特に内部ノードおよび境界ノード両方を定義します。

上の図の赤色の要素を選択して、内部ノードおよび境界ノード両方に、圧縮(移動)表面プロパティを割り当てると、ノード A-G にはすべてこのプロパティが割り当てられます。

上の図のベージュ色の要素をすべて選択して、内部ノードおよび境界ノード両方に、固定表面プロパティを割り当てると、すべてのベージュ色のノードとノード B-G には、固定表面プロパティが割り当てられます。

これらの境界ノードの割り当てに矛盾が発生したため、優先度の高い順を示す一覧が割り当てられます。

[圧縮(移動)表面] > [固定表面] > [側面]