プロジェクトを IFC に書き出す

  1. IFC に書き出すために使用する IFC マッピング ファイルをロードします。

    詳細は、「IFC マッピング ファイルをロードおよび修正する」を参照してください。この手順を使用して、マッピング ファイルを修正したり、非標準の Revit LT ファミリを IFC コンテナにマッピングすることもできます。

  2. [書き出し] (IFC)をクリックします。
  3. [IFC を書き出し]ダイアログの[保存する場所]で、IFC ファイルのターゲット フォルダにナビゲートします。
  4. [ファイルのタイプ]で、目的のファイル タイプを選択します。
    • IFC 2x2(*.ifc): 旧式の IFC 2x2 スキーマであり、Coordination View モデル定義を使用します。
    • IFC 2x3(*.ifc): 既定の認定済み書き出しバージョンであり、他のシステムによって広くサポートされている最新のバージョンです。IFC 2x3 スキーマと Coordination View モデル ビュー定義に基づきます。
    • IFC Coordination View 2.0(*.ifc): IFC 2x3 スキーマとより新しい Coordination View 2.0 モデル ビュー定義に基づく形式です。
    • IFC BCA ePlan Check (*.ifc): これは IFC 2x2 の変形であり、シンガポールの BCA ePlan Check サーバにファイルを送信する場合に使用します。このファイル タイプに書き出す場合は、部屋の境界要素がすべてオンになっていることを確認する必要があります。
    • IFC GSA 2010(*.ifc): 米国共通役務庁により指定されている最新の形式であり、IFC 2x3 スキーマに基づきます。
  5. 書き出しオプションを選択します。
    • [現在のビューのみ]を使用すると、現在のビューに表示されている要素を書き出すことができます。「表示されている要素」には、隠線処理またはシェーディング モードで非表示になっている要素、ビューのすべてのアンダーレイ、トリミング領域によってビューからトリミングされている要素が含まれます。一時的な非表示/選択表示を使用して一時的に非表示にしている要素は書き出されません。[IFC 書き出しクラス]ダイアログで[Not Exported]とマークされているカテゴリは書き出されません。詳細は、「IFC マッピング ファイルをロードおよび修正する」を参照してください。
    • 階層別に壁と柱を分割を使用すると、複数レベルの壁と柱をレベル別に分割できます。このオプションを使用すると、Revit LT では建物の階層として定義されているレベルごとに壁と柱を切断します(詳細は、「レベル インスタンス プロパティ」を参照してください)。基準レベルが建物の階層レベルではないは要素の場合、Revit LT では次に低い建物の階層をその基準レベルとして使用し、適切なオフセットを設定して、それらの要素を書き出します。

      Revit LT では[建物の階層]パラメータが有効になっているレベルだけを書き出します。有効になっていない場合は、レベルは建物の階層として定義されません。この場合、Revit LT は壁と柱の基準レベルとして使用されているすべてのレベルを書き出します。

    • 基本量を書き出しには、書き出しデータ内のモデル要素の基本量が含まれます。基本量は、計測規則や計測方法に関係なく、実際の物理量値を反映するようにモデル ジオメトリから生成されます。
    • [スペース境界を含める]では、スペース境界を書き出さない、第 1 レベルのスペース境界を書き出す、第 2 レベルのスペース境界を書き出す、の中からいずれかを選択できます。

      第 1 レベルのスペース境界は、スペース内で定義され、他の側面の建物要素やスペースの変更を無視します。第 2 レベルのスペース境界は、建物要素のマテリアルと建物要素の後ろにある隣接スペースを考慮し、断熱材プロパティなどを提供します。

  6. [ファイル名]で、IFC ファイルの名前を入力します。
  7. [保存]をクリックします。