Revit LT を使用するときには、[コンポーネントによる階段]ツールを使用して、新しい階段を作成します。[スケッチによる階段]は、Revit プロジェクトでこの方法を使用して作成された階段を修正する場合にのみ使用します。
[スケッチによる階段]ツールを使用すると、直線状の階段、プラットフォーム付きの L 形階段、U 形階段、らせん階段を定義できます。スケッチを修正して階段の外側の境界を修正できます。蹴上げと踏面も境界に合わせて更新されます。Revit LT では、階段の手すりが自動的に生成されます。複数階の建築では、階段を一式デザインし、階段プロパティで定義されている最上レベルまで同じ一式を延長することもできます。
階段の段数は、床間の距離および階段プロパティに定義されている最大蹴上げ寸法に基づいています。長方形が作図領域に表示され、それが階段経路のフットプリントとなります。
[実際の蹴上げ寸法]、[実際の蹴上げ数]、[実際の踏み面]、[幅]などのパラメータを指定して、階段の集計表を設定することができます。詳細は、「集計表または数量を作成する」を参照してください。階段タグ ファミリを使って階段にタグを付けることもできます。階段タグは、Revit LT ファミリ ライブラリの[注釈]フォルダに入っています。詳細は、「タグ」を参照してください。