名前の付いた位置を位置変更する

ホスト モデルとそのリンク ファイルの間に共有座標系を設定すると、リンク ファイルの配置は、ホスト モデルの対応する位置に基づいて決定されます。リンク ファイルは、ドラッグしてホスト モデル内の別の位置に移動することができます。この操作によって、リンク ファイル内での対応する位置が変更されます。

リンク ファイルの位置を別の場所に変更した場合、その変更を保存することが可能です。これを行うには、いくつかの方法があります。

警告ダイアログ

リンク ファイルを移動すると、リンク ファイルが変更されることを示す警告が表示されます。この警告が表示されたのは、リンク ファイルの名前の付いた位置として、新しい配置を定義したためです。この警告ダイアログでは、リンク ファイルを保存するか、後で[リンクを管理]ダイアログの[位置を保存]をクリックして新しい位置を保存するかを選択することができます。[今すぐ保存]をクリックすると、Revit によって、新しい位置がホスト モデルに保存されます。

[リンクを管理]で新しい場所を記録する

  1. [管理]タブ [プロジェクトの管理]パネル (リンクを管理)をクリックします。
  2. リンク モデルのファイル タイプに応じてタブをクリックします。 たとえば、Revit モデルをリンクしている場合は、[Revit]タブをクリックします。
  3. 選択するリンク ファイル名をクリックします。
  4. [位置を保存]をクリックします。
  5. [場所の位置が変更されました]ダイアログでは、次のオプションが表示されます。
    • 保存: ホスト モデルの新しい位置をリンク ファイルに保存し直します。
    • 保存しない。位置の変更は破棄され、リンク ファイルを再ロードしたり再度開いたときに、リンク ファイルは以前保存された位置に戻されます。
    • 共有位置を無効: リンク モデルは現在の位置を維持します。リンク ファイルとホスト モデル間の共有座標は無効になります。[共有位置]パラメータは、リンク ファイル内で<非共有>に設定されます。
  6. [OK]をクリックして、[リンクを管理]ダイアログを閉じます。

ホスト モデルを保存する場合、または閉じる場合、リンク モデルを保存するためのプロンプトが表示されます。[修正後のリンクされたモデルの保存]ダイアログが表示されます。

リンク ファイルをロード解除すると、[修正後のリンクされたモデルの保存]ダイアログが表示されます。 ここでも、リンク モデルに対する変更を保存するためのプロンプトが表示されます。