仮寸法

ジオメトリを作成または選択すると、Revit はコンポーネントに仮寸法を表示します。仮寸法は、適切な位置にコンポーネントを配置するための目安となります。

仮寸法は、一番近くの垂直位置にあるコンポーネントに対して作成され、設定値の単位で増加します。たとえば、スナップを 6 cm に設定した場合、コンポーネントを移動すると、寸法の値が 6 cm 増えます。寸法スナップ値を変更する方法についてはスナップ増分を設定するを参照してください。

コンポーネントを配置すると、Revit では仮寸法が表示されます。別のコンポーネントを配置すると、前のコンポーネントの仮寸法が表示されなくなります。コンポーネントの仮寸法を表示するには、[修正]をクリックしてコンポーネントを選択します。ここで表示された仮寸法は、一番近くのコンポーネントまでの距離なので、コンポーネントの配置時に最初に表示された寸法とは異なる場合があります。また、常に表示しておきたい寸法がある場合、標準寸法を作成してください。

寸法補助線を移動することにより、目的のコンポーネントを参照するように仮寸法を修正することができます。また、仮寸法の表示および配置を指定することもできます。