サーバベースの中央モデルの旧バージョンを復元するには、次の 2 つのワークフローのいずれかを使用します。
- モデルのローカル コピーをロールバックし、新しい中央モデルとして機能するように昇格させます。
- バックアップからの中央モデルのコピーを復元します。
モデルのローカル コピーをロールバックし、新しい中央モデルとして機能するように昇格させるには、次の手順を実行します。
- ロールバックする中央モデルのローカル コピーのあるワークステーションを特定します。
- Revit を起動します。
- [コラボレート]タブ
[同期]パネル
(バックアップを復元)をクリックします。
- [フォルダの参照]ダイアログで、そのプロジェクトのバックアップ フォルダにナビゲートし、[開く]をクリックします。
- ダイアログが開き、.rvt ファイルの最新バージョンが表示されます。
- ロールバックする期間に最も近い日時と時間のバージョンを選択し、[名前を付けて保存]をクリックしてこの古いバージョンを新しいモデルとして保存します。
- この新しいモデルを開いてアタッチを解除し、新しい中央モデルとして Revit Server に保存します。
- この新しい中央モデルから新しいローカル コピーを切り取り、作業を再開するようユーザに指示します。
- オプション: モデルの古いコピーをバックアップし、サーバから削除します。
バックアップから中央モデルのコピーを復元する場合は、次の手順を実行します。
- モデルがロールバックされ、作業が中断することをユーザに通知します。
- Radmin を起動し、ロールバックするモデルをロックして、ユーザの活動をブロックします。
- オプション: モデルをバックアップします。
- モデルを削除します。
- モデルのキャッシュが各ローカル サーバで削除されていることを確認します。
- アーカイブされた古いモデルをサーバに復元します。
- モデルが .rvt ファイルとしてアーカイブされている場合、Revit で .rvt ファイルを開き、新しい中央モデルとして Revit Server に保存します。
- モデルが Revit Server プロジェクト フォルダからフォルダとしてアーカイブされている場合は、そのフォルダを Revit Server プロジェクト フォルダにコピーし直します。
- この新しい中央モデルから新しいローカル コピーを切り取り、作業を再開するようユーザに指示します。
注: いずれの場合でも、中央モデルをロールバックすることによってユーザのモデルのローカル コピーが中央モデルに同期されます。