建築コンポーネント ワークフロー

次の手順は、Revit プロジェクトで建築コンポーネントを使用する際の標準的なワークフローです。たとえば、製造元が、エンジニアや建築家が使用する ADSK ファイルとしてルーフトップ HVAC ユニットのコンテンツを自社の Web サイトにパブリッシュしましたとします。この建築コンポーネントをモデルに取り入れます。コンポーネントのジオメトリとデータを使用して、プロジェクト内にコンポーネントを適切に配置したり、さらにコンポーネントに接続を作成することができます。この結果、Revit 建築システムでコンポーネントを使用することができます。

ワークフローは次のようになります。

1. 建築コンポーネントの ADSK ファイルを製造元の Web サイトからダウンロードします。
2. Revit で ADSK ファイルを開くには [開く] (建築コンポーネント)をクリックします。
   注: 新しいバージョンの Revit に関連付けられている ADSK ファイルを開くことはできません。
3. ファミリ エディタからプロジェクトに ADSK ファイルをロードします。
   1. リボンの (コンポーネントを配置)をクリックします。

      アクセス方法

      
      [建築]タブ [構築]パネル [コンポーネント]ドロップダウン (コンポーネントを配置)
      
      [構造]タブ [モデル]パネル [コンポーネント]ドロップダウン (コンポーネントを配置)
      
      [システム]タブ [モデル]パネル [コンポーネント]ドロップダウン (コンポーネントを配置)
   2. [修正 | コンポーネントを配置]タブ [モード]パネル [ファミリをロード]をクリックします。
   3. 目的の ADSK ファイルを選択し、プロジェクトに配置します。
4. プロジェクトにコンポーネントを配置します。
5. 簡略な詳細レベルで、境界ボックスとしてコンポーネントを表示します。
6. 標準の詳細レベルと、詳細な詳細レベルでジオメトリ全体を表示します。
7. 任意のビューでコンポーネントを表示します。
8. 干渉チェックを実行して、クリアランスが適切であることを確認します。
9. パラメータを使用して、コンポーネントにタグを付け、コンポーネントを集計します。
10. コンポーネントの寸法を参照面およびジオメトリの一部と合わせます。
11. ファミリ エディタで余分な接続をコンポーネントに作成します。Revit または Revit MEP で、これらが建物引込と接続されていると、接続は流量分析で使用することができます。