メイン ビューに従属しているビューのコピーを複数作成することができます。従属ビューと呼ばれるすべてのコピーはメイン ビューおよび他のすべての従属ビューとの同期性を維持しているため、ビュー固有の変更(ビューの尺度や注釈)をあるビューで行うと、この変更がすべてのビューに反映されます。
従属ビューの作成は、次のような場合に便利です。
従属ビューは、プロジェクト ブラウザのメイン ビューの下に表示されます。一致線を挿入して、ビューを分割している場所やリンク ビューへのビュー参照を示すことができます。
次の図では、プロジェクト ビュー「レベル 1」が「左」と「右」の 2 つの従属ビューに分割されているようすを示しています。「レベル 1」はメイン ビューであり、作図領域には「レベル 1」のトリミング領域と従属ビューのトリミング領域が表示されており、一致線でビューが分割されている場所(青の点線)とビュー参照(1/A102 と 1/A101)を示しています。
平面図ビュー、立面図ビュー、断面図ビュー、吹き出しビューに従属ビューを作成することができます。従属した断面図、立面図、または吹き出しビューを作成すると、新しい断面記号(頭)、立面記号、または吹き出し記号が元の記号の最上部に生成されます。新しい記号は個別に移動できます。
ビュー固有の情報をメインビューか従属ビューに追加すると、その情報をすべての関連ビューで表示することができます。個々の要素の表示設定とグラフィックスの上書きを、ビューごとに指定することができます。これにより、関連するビュー間で重複している箇所を除去することができます。詳細は、「ビューの要素を非表示にする」を参照してください。
従属ビューは、メイン ビューのビュー プロパティとビュー固有要素を継承します。メイン ビューと従属ビューの間では、次のビュー プロパティの同期が維持されます。
次のプロパティは、メイン ビューと従属ビュー間で異なる場合があります。