ラベル寸法

コンセプト デザイン環境では、パラメータを割り当てることで寸法にラベルを付け、直接操作を使用して設計のバリエーションを検討することができます。ラベルが付けられた寸法を操作すると、関連するジオメトリがすべて調整され、寸法ラベルは新しい値を反映するように変更されます。寸法ラベルは、作図領域で操作すると動的に変更されます。

ラベル寸法の値が変更されると、ファミリ タイプ パラメータの値も[ファミリ タイプ]ダイアログで更新されます。このダイアログには、図に示すような寸法間の関係を定義する式を入力することができます。

たとえば、ラベルが付けられた寸法を新しい位置にドラッグします。式によって関連付けられたすべての線分が、パラメータ設定に従って移動します。たとえば、パラメータ B = A/2 の場合、B の値は常にパラメータ A の半分です。B の値が 8 に変更されると、A の値は 16 に変更します。これらの線分を直接操作するときに、作図領域でパラメータ値の変化を確認できます。

パラメータに割り当てられた式は、オプション バーの[ラベル]ドロップダウン リストに表示されます。これらを選択し、ラベルが付けられた寸法に適用することができます。寸法に適用されると、式は新しいラベルとして作図領域に表示されます。

注: 関連する寸法をすべて表示するには、[オプション バー]で、[関連寸法]をクリックするか、[ファミリ タイプ]ダイアログでパラメータを選択します。