Autodesk Simulation CFD と一緒にインストールされる材料データベースは Default と呼ばれ、流体、固体、ファン、およびその他(CTM、TEC、LED デバイスを含む)の 1 つ以上の例からなる幅広いライブラリが含まれています。このデータベース内の材料を変更することはできませんが、それらをカスタムデータベースにコピーして変更することは可能です。
カスタムデータベースはプロジェクト毎の材料整理や材料への迅速なアクセスに有効です。インストール時にはユーザ定義材料という名前のカスタムデータベースが作成されます。追加のデータベースも容易に作成できます。
場合によって、バージョンの更新やメジャー リリースの際に Default 材料データベースで材料が更新されたり追加されたりすることがあります。この場合に影響を受けるのは、Default データベース内の材料のみです。カスタムデータベース内の材料がバージョン更新等の影響を受けることはありません。
材料エディタを開くには、[材料]状況依存パネルの[材料エディタ]をクリックします。
[データベース]タブをクリックします。
材料の割り当てや作成においては、データベースを選択する必要性がたびたび生じます。材料エディタではいくつかの方法でデータベースの選択が可能です:
材料を適用する場合は、[材料]クイック編集ダイアログの[材料データベース名]でデータベースを直接選択します。
材料が作成、適用され、しかしカスタム材料データベースに保存されていない場合、この材料はデザイン スタディとともにローカル材料データベースに保存されます。この材料は、カスタム材料データベースに保存しないと他のスタディで使用することはできません。
ローカルデータベースはデザインスタディの一部であり、デザインスタディに適用されたすべての材料が透過的に保存されています。ローカルデータベースは、デザインに適用されたカスタム材料が別のセッションで変更され、データベースに保存されても変化しないようにするものです。材料がデータベースに保存されると次のようになります:
CFdesign 2010 がインストールされたコンピュータに Autodesk® Simulation CFD をインストールすると、材料データベース ファイルが新しいインストール フォルダに Materials2010.mdb という名前でコピーされます。このデータベースは材料エディタ内に Materials2010 として一覧表示されます。
CFdesign 2010から他の材料データベースファイルをインポートするには:
2010からインポートされる材料データベースファイルのファイル権限は、読み取りおよび書き込みアクセスを含むように変更されます。