特定のシミュレーション タイプでは、サイズの大きなファイルや多数のファイルが作成されるため、ローカル コンピュータと Autodesk ® 360 間のダウンロードとアップロードの所要時間が長くなります。
- 熱放射(輻射)シミュレーション
- 時間ステップが多数保存されている非定常シミュレーション
- 自由サーフェスのシミュレーション
次に示す 4 つのフラグ設定を使用すると、これらのシミュレーション タイプのアップロード時間とダウンロード時間を短縮できます。
-
restart_from_gbi
- このフラグを有効にすると、メッシュ ファイルおよび境界条件ファイルがソルバーで保存されなくなります。この情報は、別々の外部ファイルではなくモデルとともに保存されます。
- 0 = オフ、1 = オン
- これにより、結果をダウンロードする所要時間が短縮し、既存のシミュレーションを続行できます。
- このフラグは、モデルのサイズが非常に大きい場合に有効です。
-
send_rvq_file
- このフラグを有効にすると、Autodesk® 360 インスタンスに対して熱放射(輻射)ファイルのアップロードとダウンロードが行われなくなります。
- 0 = オフ、1 = オン
- これにより、結果をダウンロードする時間が短縮し、既存のシミュレーションを続行できます。
- このフラグは、熱放射(輻射)モデルのサイズが大きい場合に有効です。
-
send_intermediate_res_files
- Autodesk® 360 からローカル ワークステーションに中間結果ファイルをダウンロードしないようにするには、このフラグの値を 0 に設定します。
- 0 = 中間結果ファイルは保存されません。1 = 中間結果ファイルは保存されます。
- これにより、結果をダウンロードする時間が短縮します。中間結果ファイルまたは時間ステップはローカル ワークステーションに保存されますが、解析結果は引き続きアニメーション表示できます。
- このフラグは、中間時間ステップが多数保存されている自由サーフェスなど、サイズの大きな非定常シミュレーションに有効です。
-
send_res_files
- Autodesk® 360 からローカル ワークステーションに結果ファイルをダウンロードしないようにするには、このフラグの値を 0 に設定します。
- 0 = 結果ファイルは保存されません。1 = 結果ファイルは保存されます。
- ローカル ワークステーションへの結果のダウンロード所要時間が短縮し、より短い時間でシミュレーションを続行できるようになります。
- このフラグは、開始と停止を複数回行う大きなシミュレーションに有効です。このフラグは、シミュレーションを停止するたびに結果ファイルをダウンロードしないようにします。このフラグを 0 に設定しても、結果をアニメーション表示できます。シミュレーションの終了時に、このフラグを 1 に設定すると、中間結果ファイルをすべてダウンロードして保存することができます。
これらのフラグを有効にするには、フラグ マネージャーを使用します。