BS7608 の S-N データは、応力振幅ではなく応力範囲を基準にしています。このデータは、疲労解析ウィザードで材料曲線のデータ用に使用されます。疲労解析ウィザードでは、2 つのデータ点を使用して、溶接 S-N 曲線を導出します(下図参照)。
点(A)は 1000 サイクルにおける 0.9xUTS に対応し、点(B)は 1.0 単位の応力のサイクル数に対応します。
BS7608 では、一般的に 1e5 と 1e7 の点に基づいて応力範囲の曲線を定義します。
応力振幅は、応力範囲の半分の値に等しくなります。したがって、BS7608 曲線と同じ勾配を使用して、修正 S-N 曲線を作成できます。ただし、応力振幅を考慮するためにオフセットを行う必要があります。修正曲線は後続の計算で使用できます。