属性を修正と複製

コマンドの起動方法:

描画した各項目(作図点および細分化節点以外)は、パーツ、サーフェスおよびレイヤ番号に割り当てられます。オブジェクトを描画したら、[属性を修正]を使用して、プロパティを変更できます。

ラインおよび作図ラインを変更する場合:

ラインまたは作図ラインを変更する場合、[ライン属性]ダイアログが表示されます。[ライン属性]ダイアログには、選択したラインを標準メッシュ ラインまたは作図オブジェクトに切り替えるオプションが含まれています。ラインを作図ラインに変換するには、[作図オブジェクト]チェックボックスをアクティブにします(チェックします)。作図ラインを通常のラインに変換するには、チェックボックスをアクティブ解除します(クリアします)。

選択した項目がラインである場合、[ライン属性]ダイアログでは、さらに 2 つのオプションを使用できます。

  • [パーツ境界を維持]は、パーツ番号を変更した場合のみ効果があります。その効果は既存パーツと新規パーツの間の境界のみに適用されます。ラインの要素タイプを変更したり、選択したラインのいくつかのラインのパーツ番号を変更すると、2 つのパーツ間の境界において、選択していないラインに不完全な要素が発生する場合があります。その場合は、[パーツ境界を維持]をアクティブにして、選択したラインのそれらのラインのコピーを作成して、元のパーツですべての要素が維持されるようにします。元のラインのパーツ番号が新規パーツ番号に変更されます。次の図を参照してください。
  • [複製]では、選択したラインすべてのコピーが新規パーツ番号で作成されます。

    パーツ 1 (緑色)の 10 要素のプレート モデル。5 つの要素上のラインが選択され、パーツ 2 に変更されています。

    [パーツ境界を維持]オプションを使用しないと、パーツ 1 の左側から 5 番目の要素で、右側のラインが不足することになり、完全な要素が形成されません。不足のシェーディングは、問題を示しています。パーツ 1 には、4 つの要素と 2 つの余分なラインがあります。その一方でパーツ 2 には 5 つの要素があります。

    [パーツ境界を維持]オプションを使用すると、境界に複製ラインが作成され、パーツ 1 で完全な要素が維持されます。その結果、それぞれのパーツには 5 つの要素が存在します。

    [複製]オプションを使用すると、パーツ 1 のラインは変更されませんが、追加のラインがパーツ 2 で作成されます。パーツ 1 には 10 の要素があり、パーツ 2 には、パーツ 1 と同じ位置に 5 つの要素があります。(プレート要素を個別に分ける必要がある場合は、追加の手順が必要です。)

その他の作図オブジェクトを変更する場合:

その他の作図オブジェクト(円弧、円、スプライン)を変更する場合は、2 つの異なるオプションを使用できます。

  1. [変更]コマンドを使用すると、オブジェクトのタイプに対する元のダイアログ ウィンドウが開きます。項目作成時に使用可能であったすべての属性を変更できます。

    属性の変更に加え、オブジェクトを定義する点を変更できます。[Esc]キーを押すと、点の定義を取り消すことができます。次に、新しい点を入力することができます。例えば、3 点の円弧を定義している場合、[Esc]キーを押すと、その円弧の 3 番目の点の定義が取り消されます。その結果、3 番目の点を再定義することができます。または、再び [Esc]キーを押すと、その円弧の 2 番目の点の定義が取り消されます。その結果、2 番目の点を再定義できます。さらに[Esc]キーを押すと、その円弧の 1 番目の定義が取り消されます。このようにして、3 点すべてを再定義することができます。

    注: [変更]コマンドでは、円弧、円、スプラインの終点を変更できます。このコマンドは、単一の項目が選択されている場合にのみ使用できます。複数の円弧を同時に変更することはできません。
  2. [属性を修正]コマンドで、[ライン属性]ダイアログを開きます。上記(「ラインおよび作図ラインを変更する場合」を参照)のとおり、選択したオブジェクトのパーツ、サーフェス、レイヤプロパティを変更できます。