再配置と尺度

コマンドの起動方法:[作成][パターン][再配置と尺度]

[再配置と尺度]では、移動、回転、尺度 コマンドの組み合わせを 1 つの操作で実行できます。このコマンドは、1 つまたは複数のラインを選択している場合に使用できます。

本質的に、[再配置と尺度]では、選択したラインに対して、1 つの平面(3 点による定義)から別の平面(3 点による定義)への移動、回転、尺度(オプション)を実行します。すなわち、平面 A-B-C から平面 A'-B'-C' までの移動と等しい距離で、選択した項目を移動および回転させてます。 次の図を参照してください。

コマンドを選択すると、[再配置と尺度]ダイアログが表示されます。6 つの点を定義するように求められます。点 A、B、C は通常移動するジオメトリ上にありますが、技術的には適切であればどの座標点でも構いません。

ライン AB をライン A'B' と同じ長さにするには、[尺度]チェックボックスをアクティブにします。

(a) 点 A が青い線上の A' に対応するように赤い長方形が移動し、辺 AB が青い線に整列するように回転します。[再配置と尺度]では、6 つの点を定義します。

(b) 3 つの点のそれぞれの集合によって作成される右手座標系を想像してください。

(c) 平面 AB-AC は、A'B'-A'C' に整列するように移動および回転します。

(d) 最終的な結果。[尺度]チェックボックスをアクティブにすると、長方形 AB の基礎がライン A'B' と同じ長さになります。