プロパティが方向に依存しない場合、材料は等方性とみなされます。等方性材料特性を以下に示します。解析タイプによっては、これらすべての材料特性は必要でない場合があります。
材料の電気伝導率は、ある点における電流密度を材料のある点における電界で割った結果の比率です。この比率は、抵抗率の逆数を使用することで検出できます。この特性は、すべての静電要素に適用できます。この特性は、電流および電圧解析で必須の特性です。
誘電率κは、真空の誘電率(ε 0 )を基準にした材料の静的(ε s )の比率(κ = ε s / ε 0 )です。この特性は、すべての静電要素に適用できます。この特性は、電界強度および電圧解析で必須です。真空の誘電率は、ソルバーによって計算された定数です。詳細については、「解析タイプ」>「静電」>「静電界強度と電圧解析」ページを参照してください。