流体力学材料は、 2D および 3D 流体力学要素でのみ使用されます。この材料モデルは、流体の構造特性をモデル化するために使用します。流体力学材料特性を次のリストに示します。要素タイプ、解析タイプおよび荷重によっては、これらすべての材料特性は必要でない場合があります。これらの特性に加え、いくつかの等方性材料特性を定義する必要があります。
体積弾性率
体積弾性率は、体積変化において必要とされる圧力または応力に関連します。流体では、P 0 /(ΔV/V 0 )に等しくなります。P 0 は、静水圧、ΔV は体積変化、V 0 は元の体積です。固体では、体積弾性率は、E/[3*(1-2*v)] という数式を使用して求めることができます。E は材料のヤング率で、v は材料のポワソン比です。係数が高いほど、材料の非圧縮性が高くなります。材料内における音(波形)の速度は非圧縮性と共に増加することに注意してください。