材料データベース

疲労解析ウィザードには ASCII 形式の材料データベースが含まれています。このデータベースは、インストール時に選択した場所に保管されます。親材料ライブラリには .mat という拡張子が付いており、溶接材料ライブラリには、.wld という拡張子が付いています。

これらのファイルはシンプルなテキスト エディタで編集して、新規材料を追加したりできます。新規ファイルを作成したり、疲労解析ウィザードに表示する既存のファイルをコピーできます。

疲労解析ウィザードでは、後続のカンマで区切られた項目に関する説明を含む、ファイルの最初の行は読み取られません。次に、それらの項目を順に示します。

記号 説明 データ タイプ  
名前またはタイトル 1 名前、説明、または材料の最初のタイトル テキスト 両方
タイトル 2 リファレンス、クラス、または材料の 2 番目のタイトル テキスト 両方
E ヤング率 数値 両方
ポアソン ポアソン比 数値 両方
UTS 最大引張強度 数値 両方
降伏 降伏応力 数値 両方
SF 疲労強度係数 数値 ひずみ
B 疲労強度指数 数値 ひずみ
C 疲労延性指数 数値 ひずみ
Ef 疲労延性係数 数値 ひずみ
n 周期硬化指数 数値 ひずみ
K 周期硬化係数 数値 ひずみ
耐久 耐久限度 数値 応力
サイクル 耐久限度のサイクル 数値 応力

重要

溶接データベースは、前述のセクションと同じ形式に従いますが、次の例外があります。

溶接では、応力に基づく方法のみを使用できます。ひづみデータはデータベースに入力します。ただし、「ダミー」値を入力できます。